よお!久しぶり!前に一度だけここに出たことがあったんだけど、覚えているヤツいるのかな?とにかく、二度目のカメタロウだ。ヨロシク。実はオレ、前からもっとここに出せ!と要求していたわけよ。が、すみごんのヤツ、「ここは一応猫ブログだからさぁ」とかなんとかいっちゃって、なかなか出そうとしないわけよ。
オレはさ、うちの猫どもよりもこの家にいる暦が長いわけよ。なのに、ナイガシロにされてるみたいで腹立たしいわけよ。な?わかるだろ?
まあ、もともと怠け者の飼い主だから、猫どもの出番もそう多くはないんだけどな。オレはブログに出て脚光を浴びようなんていうせこい了見はないから、まあしばらく(カメの「しばらく」は長いぞ)様子を見ていてやろうと腹を決めていたんだけどな。
ところがどっこい。昨日すみごんが出かけている間に、オレはアクシデントに巻き込まれてしまった。身の危険を感じるほどのアクシデントだったけど、オレは普段の行いがいいので、大事には至らなかったというわけだ。
そのアクシデントとは・・・ぷぷぷ。笑っちゃうよ、今となっては。ぷぷぷ。
あのな、オレは春あたりからすごい食欲旺盛なわけよ。だってよ、冬の間はほとんど食べずに過しているからさ、その分をとりかえさないといけないからな。食べても食べてもハラが減ってしかたないよ。でまあ、食べりゃ出る。それが自然界の動かしがたい摂理だわな。食べりゃ、出る。食べた分だけ、出る。当たり前のことだわな。
だから、オレの水槽(と呼ぶような立派なもんじゃなくてプラスチックの入れ物だよ。ケチ!)の水はすぐに汚れるさ。毎日水を替えてくれりゃいいものを、ほれ、怠け者だろ?だから、水替えをサボることが多くて、オレの水はすぐに臭くなるわけよ。臭いったって、人間が臭いと感じるだけでオレは別にいいんだけどな。とにかく、昨日は臭くて臭くて仕方ないということで、すみごんが出かける前に水替えをオッサンに頼んでいったのさ。
もしかしたら、このオッサンはすみごんほどアバウトじゃないのかもしれないな。だってよ、すみごんが出かけてすぐに、オレの水替えをしようとしたからな。偉い偉い!・・・と思っていたらちょっとな、アクシデントがな、起こってしまったよ。
オッサンがオレの水槽をもって階段(水替えは風呂場でする。風呂場は下の階にある)を降りている途中で、足を滑らせたわけよ。オレ、一瞬なにが起きたかわからなかったわけ。オッサン、滑った拍子に水槽から手を放すと水槽が割れると思ったらしく、階段の一番下まで落ちるちょっと前まで水槽を持ちながら落ちていったわけよ。
おかげでオレはちょっとびっくりしたけど、水槽から飛び出ることもなく無事着地! が、オッサンは・・・ぷぷぷ。
オレの水槽に入っているオレのウ○コだらけの水を、顔から浴びたらしい。ぷ。階段にも水がこぼれて、臭くなったらしい。ぷ。おまけに、咄嗟についた足を捻挫したらしい。あーあ。オレの水替えのためにそうなったので、ちょっとはかわいそうだなと思ってはいるけどな。ついてなかったよな、オッサン。
シャワーを浴び、階段を掃除し、オレの水槽をあらってきれいな水を入れ、捻挫した足をひきずりながら階段を上るオッサン・・・オレ、なんだかとても親しみを覚えたよ。うん、オレとオッサンは運命共同体かもしれないって思えてきたよ。
ちなみに、帰ってきたすみごんは、その話を聞いて大笑いさ。「ひゃー、それはそれは!」なんぞと言いながらも、涙を流して笑っていたよ。冷たいオンナ。オレ、一生オッサンについていくことにしたよ。うん。あと、猫どもだがな、ゴンはわけがわからずぼーっとしてやがるし、みかんは大きな音がした途端逃げやがるし、まめこに至っては逃げたのはもちろん、どこかにこもって出てこなかったよ。猫どもも冷たいよ、まったく。やっぱりオレはオッサンについていくことに決めた!
<追伸>
オレのこの日記を読んだオッサンから一言あった。
「カメタロウの日記は手ぬるい!あんなもんじゃなかったんだぞ!前のめりになって落ちたので、あの水が・・・あの水が・・・口に入ったんだぞ!」
オレのせいじゃないけど、気の毒だなと素直なオレは思うのだった。あと、みかんからの情報によると、黒っぽい猫が部屋の隅の方で「けけけけ」とこっそり笑っていたらしい。
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