まめこが書いているように、我家にはカメがいます。クサガメです。かれこれ10年以上いますから、猫たちの先輩です。冬は冬眠するか(外に出した場合)、半冬眠状態(屋内。春までウトウト_ですが、暖かくなると俄然元気になり毎日メシの催促ばかりしています。この間なんか、カメ用餌の容器のフタに餌を入れて水槽の中に落とそうとしたら、フタに噛みつきました。それほどいつもハラヘリです。
そんなことはともかく、そんなカメタロウを見ていてちょっと思いつきました。買収です。カメタロウにメシをたんとあげるので、私が不在の時の猫たちの様子を逐一報告するようにともちかけました。カメタロウはニカッと笑い任せとけといいました。頼もしい・・・以下はカメタロウに聞いた猫たちの会話です。誰が何を言っているのかは、ご想像にお任せします。
「あれ、すみごんがいないわよ!」
「さっき、でかけていったにゃ。」
「ええっ!まだ、オヤツもらっていないわよ。また何か撮りに行ったのかしら」
「カメラはもっていなかったにゃ。しごとだとかいってたにゃ」
「しごとってなにー?なにー?」
「仕事っていうのはね、あたしたちのご飯代の元よ。わかった?」
「わかんないー しごとってなにー?」
「すみごんが仕事しないと、あたしたちご飯たべられないってことよっ。ああ、お腹空いた」
「たべることばかりかんがえていると、ふとるにゃ」
「余計なお世話だわよ。ふん。あんた、カリカリ残ってない?」
「すこしのこっているけど・・・オイラのぶんまでたべるとデブになるにゃ」
「でぶー でぶー」
「うるさいっ!ふくよかな方が魅力あるのよ!て、すみごんが言っていたわよ」
「げんどというものが、あるとおも」(ポカッ!)
「でぶー でぶー」(スカッ!)
「逃げ足だけは早いんだから。あんたなんか、階段で寝てなさいよ」
「でぶー でぶー」
「デブー デブー」
「あんたまで! いいわよ、全部食ってやる!」(カリポリ カリポリ・・・)
「あー オイラのがぜんぶなくなったー」
「すみごんはね、仕事の時は帰りが遅いわよ。夜になるわよ。あたしは夜まで我慢できるけどね」
「あ」
「なによ」
「オイラ、さっきけだまげーをしたから、おなかがからっぽだった」
「げーした げーした」
「あーあ。昨日の朝もやったじゃないの。すみごん、寝ぼけていて踏んじゃったって怒っていたわよ」
「でものはれものなんとかかんとか」
「ま、もうあんたのカリカリはあたしが食べちゃったから夜まで我慢するのね。ご愁傷さま」
「ごしゅうしょう 。ごしゅうそう。」
「きゅうにはらがたってきた」(ガブッ!)
「痛いわね!何するのよっ!これだから男は野蛮だって言われるのよ」
「オイラ、やばんだっていわれたことないにゃ」
「ま、あんたはオマヌケだからね」
「おまぬけー。おめぬけー。」
「あーあ、しかたないからねるにゃ・・・」
「あたしも寝ようっと」
「みんな、ねないでー。ねないでー」
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