南組の総まとめをしたら、かなり長くなってしまい書くのが大変だった。読む方も疲れてしまいそうなので、北組は分けてまとめることにしよう!
薔薇にとって条件の悪い北東側で育てはじめて数ヶ月。今のところ予想を裏切るように順調。品種を選んでいるということもあるが、少なくとも午前中の陽射しがあればなんとか育つことが判明した。といっても、成長期は日当たりがいい方がいい結果が出るのは自明の理なので、花があらかた終わったら剪定して南側に移したりしている。入れ替え作業がけっこう大変(^_^; 重いし。
●マダム・アルフレッド・カリエール
「北壁の女王」などとも言われているらしいマダムは北組にはじめて来た薔薇。最初から北側なのはこのマダムだけかもしれない。鉢が大きいし、枝が最初から長かったので容易に動かすことができず、旺盛に葉を展開するのでもう腹を括ってずっと同じ場所でがんばってもらっている。葉は大きめのやわらかそうな葉で強い風が吹くとはらはらする。しかし元来丈夫なようで多少ちぎれたりするものの順調に茂りはじめている。というか、茂りすぎ(^_^; なるほど、アーチやトレリスよりも壁向きと言われるのが道理だ。
花は非常に上品な色とカタチで、私の好きな薔薇ベスト3には入るだろう。ノワゼット系の特徴である透明感がたまらない。香りも上品でさすがマダム。ガリガやブルボンほど癖が強くないところも好き。来年はどのように誘引するかが今後の課題。5月末の時点で、2番目の花を咲かせている。最初は2輪だったが今度はもっと多い。花の大きさは若干小さくなったがこの旺盛な成長力は嬉しい限りだ。
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