他の薔薇たちに負けないぞ!とばかりに咲き出したマダム・アントワーヌ・マリ。つぼみにはかなりはっきりとしたピンクが入るのだが、咲き出すとご覧のような淡いピンクの上品なお顔になる。一番外側の花びらに色を残し、淡く淡く、クリーミーに。うちには「マダム」と名乗る薔薇がいくつかあるが(ブラビィ、オジェ、ピエール・ユラー、マダムじゃないがミセスのハーバード・スチーブンス)、このマダムが一番しっかり者の印象。決して派手ではないが、姿勢のいい(花はうつむきがちだが)、品格のある夫人。色あいはまさに日本人好みかな。
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