花びらがたくさんあって、一見すると豪華に見えるベル・イシス。咲き切った時の花は球形に近くて重たそうだが、開きはじめの花はちょっと違った印象だ。ふわぁ〜っとでもいう音が聞こえそうな、やさしく繊細な表情を見せてくれる。
つぼみも面白い。ちょっとギザギザした萼のカタチがなんとも個性的だ。オールドローズの中にはベル・イシスと似たような花がけっこうあるようだが、萼を見れば区別がつきそう。
あと、解説に書かれていた「ミルラ香」だが、なんでもキリスト誕生の時に博士がもってきた3つの品のうちの一つ、「乳香」の事らしい。アラビアなどに生育する潅木の幹からとれる油性、ゴム質の樹脂ということだ。なんか、神秘的だー
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