昨日、先月29日に待望のオープンを果たした佐倉(千葉)の草ぶえの丘ローズガーデンに行ってきた。そう、あのローズガーデン・アルバのバラが移植されたバラ園だ。交通の便がいいとはいいがたい、いやはっきりいって悪い場所にあるが、それを押して出かけていくロザリアンはとても多いのではないだろうか。普通バラ園というとモダンローズ中心のところが多いと思うのだが、ここはオールドローズ、というよりも原種が非常に充実している。それもそのはず、故・鈴木省三さんが集めた世界の原種が植えられているのだから。
このところ原種病が篤くなる一方の私なので、カメラ片手に夢中で見て回った。時間があればあと2〜3時間はいられただろう。今年はどこでも薔薇の開花が遅れているようだが、こちらも同様。まだ咲いていないものもたくさんあった。もっとも、原種が好きな人たちは花の時季でなくても十分楽しめるだろう。葉のかたち、樹型、トゲの様子、実の様子・・・薔薇は花だけを観賞するものではない、ということをこの薔薇園は教えてくれそうだ。写真は印象的だった原種のひとつ、「nutkana」。昨日撮った写真は、散歩写真サイトWalkin'のgalleryにアップしてあるので、興味のある方はどうぞ。
●Walkin' http://sumigon.petit.cc/
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