何度覚えようとしても、正確に名前を覚えられないチャイナ・ローズ。ニューローズでカニガラを買った時に「ついで」に注文した新苗で、まだまだ小さく株の姿は貧弱。枝が細く葉がまばらに出てくるタイプのようで、ある程度大きくならないと鑑賞に堪えないかも?花もひらひらとした小さな花だったので、最初の花を見てからずっと摘蕾していた。
今回もどうしようかと思ったのだが、気まぐれに咲かせてみたらこれまでとはちょっと違う。濃いローズピンクの蕾がひらくと、少し青みがかったピンクになる。徐々に褪色していくのだが、一番外側の花びらだけは咲きはじめの色を保つ。その風情がちょっと変わっていて気になって購入してみたのだ。今日の花を見たら、もしかしてこれは化けるかも!と思った。化けるという言いかたは薔薇に失礼だが、あまり期待していないものがけっこうすばらしくなるということは往々にしてあること。株が充実してきたら、今とは全く違う印象になるかもしれない。
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