マダム・アルフレッド・カリエールのつぼみがいよいよ膨らんできた。花びらがゆっくり開きかけているような状態で、開花まで時間のかかる薔薇ではあるが、来週には咲くのではないだろうか。つぼみの大きさから言っても、アイスバーグと同じくらいかそれ以上の大きい花になりそう。
カリエール夫人は、条件の悪い北東側ベランダでずっとがんばっている。もともと成長力が強いのか、しなやかな枝を伸ばし、新芽をぐんぐん付けていて嬉しい限りだ。この薔薇の真価は広い壁面にあるということなので、ベランダ栽培はちょっとかわいそうなのだが・・・木全体の雰囲気がとてもよくて優雅さにかけてはトップクラスの薔薇なんじゃないかな。薔薇の魅力を凝縮させようとしたのはいいがかえってチマチマとなってしまったミニバラの対極にある感じ?
カリエール夫人にしても、マリー・パヴィエ(姉)にしても、ほとんど葉がない苗から育てはじめたものが花をつけるのはとても嬉しい。つぼみ付きの苗はお手軽だけれど、咲いて当然だものね。それらは来年どれくらい咲かせることができるか、というのが課題ですね。
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