Akatland Diary: 今昔物語〜ゴン編〜

ゴンがうちに来たのは5年前の3月だったが、はて3月の何日だったか記憶がない。当時勤めていた会社の同僚宅の猫が産んだ子猫のうち「もっっともかわいい！」と折り紙をつけたコをもらうことにしたのだが、「もらってもらえないと、伊豆に捨てにいかなければ」という脅し文句がキメテとなった。
元飼い主の車に乗せられ、猫トイレと猫缶1ダースの持参金（？）付きでゴンはやってきた。「好きな食べ物は？」と聞いた時、「チクワ」という答えが返ってきたのには大笑い(^_^)　母猫と一緒に外遊びもしていたらしく、何かにつけて外に出たがったのには閉口したが、とにかく来た日から人懐こく元気、元気！11月生まれだと聞いたが、元飼い主も正確な日を覚えていなかった。元飼い主も新しい飼い主もアバウトだから、ゴンはのほほん猫になったのか！？
子猫の時はもう、やんちゃを絵に描いたような猫で、カーテンレールの上を歩いたり、炊飯ジャーの上に乗って電子レンジの中をのぞこうとしたり、よくモノを落としたり壊したりもしたので、大人になったら一体どうなることやらと内心心配もしたのだが・・・

そんな心配が消えたのは、いつごろだったのだろう。それもよく覚えていない(^_^; が、ゴンはいつのまにか、気のいいのほほん猫になっていた。人見知りを全くしないので、犬派の友人が籠絡された。初対面の人に抱かれても、抱かれたまま自分の足をグルーミングしたり。ちょっと・・・あんた本当に猫？といいたくなるくらい、一般的な猫のイメージから遠い。
それでも、自分の家から離れるのは抵抗感があるらしく、引越の時獣医のところに預けに行った時、往復鳴き通して飼い主を困らせたりもしたっけ。のほほんも家の中だけでのことらしい。
しかし、みかん、まめこ、といった新入りを暖かく迎えた功績は大きい。おかげで２匹のメス猫にはモテモテ。ますます、デレデレののほほん。
みかんに比べたら、ゴンの変わり方はまだ予想範囲内といったところか。シマシマ模様が年々うすらボケてくるような気がするのだが、身体が大きくなると模様もボケるのかしら。